既存住宅は、新築時の品質や性能の違いに加えて、その後の維持管理や経年劣化の状況により物件ごとの品質等に差があることから、消費者は、その品質や性能に不安を感じています。このような中、既存住宅の売買時点の物件の状態を把握できる住宅に精通した【ホームインスペクター】国土交通省の所定の講習を受けた専門家(住宅診断士)が、第三者的な立場からアドバイスを行う専門業務です。国土交通省では、ホームインスペクションを「既存住宅状況調査」と呼んでいます。
不動産を買う際、物件の状態を見た目しか判断材料が無いのでは不安があります。また不動産売る側にとっても同じです。 インスペクションの実施によって、物件の状態や価格の適性度が把握できますので売却する側の方、また購入する側の方、両方にとって安心材料になりますので、売買がスムーズに進むでしょう。
『住宅の重要な箇所』
① 構造耐力上の安全性に問題のある可能性が高いもの(基礎・梁・柱など)
➁ 雨漏りや水漏れの発生が高い場所(屋根・外壁など)
③ 配管設備の劣化(給排水管など)
『住宅の売買の前に』
住宅を売却する前、または住宅を購入する前にインスペクションを行う事で改善点・補修の必要な箇所がわかり安心取引になります。
『リフォーム・改修工事をする前に』
リフォームする前にインスペクションをする事で住宅の状況を把握できる為、工事の範囲の特定に役立ちます。